春の日晷(ひかげ)     


    昭和12年第四十七回紀念祭東北大寄贈歌 
      歌:TAKECHAN


1、春の日晷(ひかげ)に靑葉なる     丘のほとりに假睡(まどろ)めば
  夢は遙けき橄欖の      盡きぬ胸懷(おもひ)を誘ふ哉

2、澗谷の鶯舌聲老いて     歡喜(よろこび)傳ふ由もがな
  假寝の旅に彷徨(さすら)へば     初音の郭公(とり)に託さんか

6、さはれ今宵ぞ饗宴(うたげ)なれ    かたみに美酒(うまき)汲みかはし
  丘の矜恃(ほこり)欣悦(よろこび)の      羽觴(さかづき)あげん四十七


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