光まばゆき

     
明治44年第二十一回紀念祭寮歌

1、光まばゆき春なれど     道ゆく人の面を見よ
  あはき憂の身にしみて    旅の疲れに辿りゆく
  思へば若き命こそ      我等がつきぬ誇りなれ
  
3、夜六寮に灯は消えて     星影青くまたゝけど
  思は同じあひよりて     こゝろごころにくみかはし
  胸にあふるゝ感激の     涙は頬を伝ふかな
 
4、三年の春は過ぎ易し     花くれなゐの顔も
  いま別れてはいつか見む   この世の旅は長けれど
  橄欖の花散る下に      再び語ることやある


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