昭和二十四年第六十回紀念祭寮歌
丘の最後の紀念祭に
夜の歌
歌:TAKECHAN 伴奏:TAKECHANバンド
日のしづくしづくのごとに たまゆらのいのちかなしみ
たどり來てふりさけみれば ふかき夜のよどみのそこひ
くろぐろと空をかぎりて ふるさとの塔はそびえぬ
星々はみだれとびかひ まがつ氣のただよふまゝに
ひとのよはゆくへしらぬを さだめなる光こがれつ
橄欖のみづの葉かげに 旅の子はそらを仰ぎぬ
あめはるかしろがねのかは たへの音にながれめぐりて
あたらしき星や生れたる あらゝぎをめぐりてもゆる
あかあかきほのほのかなた いつかしき星のまたゝき
あゝ北斗
光あれうましふるさと いざさらば向ヶ丘よ
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