明治39年第十六回紀念祭寮歌
1、波は逆巻き風あれて 迅雷金蛇を激したる
水門入江に夜は明けて 平和の光東の
空にあがれば文明の 花こそ香へ秋津洲
2、萬骨あだに遼東の 幽鬼となりにし戰も
いまはた誰を咎むべき 臥薪嘗膽また更に
十年待つ間の平和かな 平和よさらば春の夢
3、時運の歩み世のすがた 止めむ術はなけれども
意氣にほこりし若人が ひそかに撫する鐵の
劒の冴を誰かしる 双腕の力を誰か知る
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