友を憶ふ   

      第三高等学校大正3年

         歌:TAKECHAN

 1、神楽ヶ岡の夕まぐれ
   入日の紅く映ゆる時
   仰げば悲し懐しき
   西に沈める雲の色

 2、静けき浦の夜更けて
   沖邊の漁火の眠る時
   聞きて涙す高樓に
   倒れて誦さむ友の詩を

 4、月影白き吉田山
   伽藍の鐘の響く時
   西の御空を仰ぎては
   遥かに友を憶ふかな

 *「夕まぐれ」「雲の色」の部分等、三高OBテープ
  の歌い方とは、異っています。