嗚呼北海に         

   昭和9年第四高等学校寮歌

              歌:TAKECHAN    

  1、嗚呼北海に風荒れて   狂瀾岩に轟けば
    逆巻く濤の果遠く    見よ北辰の影冴えて
    北の都は永遠の     静寂の中に眠る哉

  2、春桃源の夢に寝て    覚めては脆き歓楽の
    宴の美酒に酔ひ痴るゝ  世人は知るや超然の
    我が三寮に籠もりたる  丈夫武夫が若き夢

  4、秋深み行く丘の上に   立ちて入日に嘯けば
    自治の歌声高らかに   犀の流れにこだまして
    余韻遥かに縹渺の    海の彼方に消えて行く

      
      *私は、この寮歌は、ゆっくりと歌うのが好きであるが、四高同窓会のテープでは、
        やや速く歌っているので、ここではそれに沿って、やや速く歌っている。