1、ああ玄海の浪の華 銀蛇の舞に似たる哉 今神風に旗高く 莫邪の剣手に執れば 金鼓震ひて蓋世の 雄師は迫る敵の陣 2、輿望は重し丈夫の 颶風の翼身に借りて 征塵高く蹴たつるを 防ぎ止むる者あらば 天地貫く自治の気に 征衣の露と打ち払へ 3、戦はんかな時到る ああ勝たんかな時来る 天の暦数指顧の中 見よ九天の雲晴れて 虹は色濃き筑紫潟 凱歌はこもる梅の花