自由の空に         

    高知高等学校校歌

            歌:TAKECHAN
 
 
1、自由の空に寄す南溟の
   永久(とは)なる浪の響き
   常夏(とこなつ)の地や建依別(たけよりわけ)
   熱き血潮は流れて盡きず

 2、獨創進取は命の光
   生くるは未来、未来
   輝く(ひとみ)啓示(さとし)は何ぞ
   眞理の把持は我等が理想

 3、思想のうねり溷濁(こんだく)の世に
   どよみて響くいざや
   我闘はん御國(みくに)の爲に
   月の桂の旗押し立てて

 4、正義を叫び(まこと)の愛に
   覺醒(めざ)むる我等、我等
   いでや進まん大地に堅く
   國士の足の跡(いん)すべく

 5、溢るる力秘めたる抱負
   誓は堅し見よや
   古城のほとり輝く(いらか)
   高知、高知ああ我が母校


  
*テンポは、作曲者の指定は120であるが、ここでは100で歌った。
  「最近の寮歌集では、テンポも、「壮快ニ」という曲想も省かれている。
  「実際にはずっとゆっくりとしたテンポで荘重に歌われてきた。」(高知高等学校寮歌集)