1、暁雲こむる東明の 金色の扉開け行けば 古城に朝日影映えて 健児の胸に希望湧く 2、葉末の露の繁くして 露に明け行く夏の園 暁清き涼風に 思は馳する雲の上 3、校庭淡く黄昏て 星夕闇に輝けば 今蕭篠の秋の聲 若人我に涙あり 5、銀河の流れ眺めつゝ 菩提樹蔭に想を馳せ ローマの廃墟今し見る 二千里外の月の色