昭和18年度新潟高等学校寮歌
歌:TAKECHAN
起 あゝ銀城よ銀城よ
1、信濃河上の秋闌けて
去り行く水に影落す
涯なく高き穹窿に
啓示の雲は流れ行く
世界は溷濁の雲散りて
革新の鐘響く時
眞理の光ま輝く
天に有情の形相あり
2、悲風嘯く寄居浜
碎くる波に崩れ行く
荒磯の脆き砂山に
諌誡の言葉見よや友
崑崙越えて吹く風の
世紀の夢を追ひやれば
今大いなる曙の
地にも有情の響きあり
結 あゝ銀城よ銀城よ