1、千古の薫り楠老いて 小草や青く萌え出でぬ さやけき風も空遠く 南の国の春うらら 5、我男の子にぞ生れ来し 君丈夫にあらざるや 人生意気に感じなば 何勲功ぞ栄達ぞ 6、今人の世の春にして 血煮ゆる思ひ潮のごと 猛き胸にも芽ぐむもの 旅路の花よ映えてあれ 7、夢幻に消ゆる若き日よ 紅頬に涙の渇れぬ間に 君狂乱の笛を吹け 我狂騰の踊りせん